CASE 01 / P社
債務超過の会社に経営当事者として入り、
事業再生を実行した。
2期連続の赤字、約1,900万円の債務超過となっていた会社に、経営当事者として参画しました。この案件では、再生を実行するため会社を譲受け、意思決定できる立場で経営に入っています。そのうえで、経営者・現場と共に再構築を進め、参画時に約2,400万円あった借入金を完済し、赤字経営から黒字化しました。ここでは、再生にあたり何を見て、どう判断し、何を実行したのかを整理します。
参画前の状態
2期連続赤字
債務超過額
約1,900万円
借入金|参画前 → 再生後
約2,400万円 → 完済
CASE DATA
業種
システム開発業
掲載名
P社
当初の課題
受注の変動・資金繰り・経営管理
関与方式
経営当事者としての参画改善の重点
資金計画、コスト、営業、意思決定体制
掲載情報
社名は掲載用の表記です。特定につながる情報の一部を省略しています。

Fig. 01経営管理と現場の実行をつなぐ再生支援
01
参画前の状態
2期連続の赤字。約1,900万円の債務超過。
受注と資金繰りの状況受注の増減が大きく、継続的な営業活動と先々の資金の見通しに課題がありました。
02
何を見たか
財務と事業の両方から現状を確認決算書を確認し、資金繰り、受注、コストと経営体制を整理しました。
財務面で確認したこと赤字と債務超過の状況、入出金の見通し、コスト。
事業面で確認したこと受注の変動、顧客との関係、新規開拓の進め方。
人・組織で確認したこと経営判断の方法と、方針を現場の実行へつなぐ体制。
03
どう判断したか
事業の強みを生かし、経営の内側から改善を進める。経営当事者として参画し、経営者・現場と共に再構築を進めました。
判断と実行をつなぐ技術と顧客との関係を生かしながら、経営管理と営業を見直しました。
計画だけで終わらせず、会議で確認した方針を現場の行動につなげました。
改善の方針売上だけを追うのではなく、コストと資金の見通しも整理して進めました。
04
実行したこと
経営管理・営業・コストを見直す資金計画と会議体を整え、新規顧客の開拓とコストの改善に取り組みました。
最初の確認
決算書などにより、財務と事業の状態を確認。
主な施策
資金計画、経営計画、営業支援、コストの見直し。
体制の変更
幹部が参加する経営会議を通じて判断し、現場で実行する体制へ。

Fig. 02数字の確認から改善の実行まで
05
結果
赤字経営から黒字化し、参画時に約2,400万円あった借入金を完済しました。
経常損失から経常黒字へ。
項目
参画前
再生後
損益の状況
赤字
黒字化
借入金
約2,400万円
完済
借入金の完済は、すべての買掛金・未払金等がゼロになったことを示すものではありません。
結果だけでなく、経営判断と現場の実行をつなぐ過程を重視した事例です。個別案件の条件や経緯は異なり、同じ結果を保証するものではありません。
同様の結果をお約束するものではありません。
06
この事例から分かること
数字と事業をあわせて見る財務の確認と、営業・コスト・組織の改善を切り離さずに進めることが重要です。
同じ状況の会社が最初に確認すべきこと直近の数字、入出金予定、受注の見通し、誰が判断して実行するかを整理することが出発点です。
助言ではなく、実行。救済ではなく、再構築。
SOURCE
出典・関連資料:当社の支援記録。掲載名をP社とし、守秘に配慮して一部情報を省略しています。
CONTENTS
01 参画前の状態
02 何を見たか
03 どう判断したか
04 実行したこと
05 結果
06 この事例から分かること
02 何を見たか
03 どう判断したか
04 実行したこと
05 結果
06 この事例から分かること