本文へ移動
帝国マネジメント株式会社企業再生・事業再生
METHOD 01 / 経営当事者としての参画

経営の内側に入り、
意思決定と実行を担う。

企業再生を強力に進めるには、助言だけではなく、意思決定できる立場で経営に入る必要がある場合があります。この方式では、帝国マネジメントが経営の当事者となり、必要な意思決定権限を持つ立場で判断と実行に関与します。ただし、決定権を持つことと、一方的に経営を進めることは同じではありません。現経営者・現場と認識を共有し、共同歩調を取りながら再構築を進めます。
このページで整理すること
・経営当事者として参画するとは
・どのような場合に検討するのか
・経営当事者として参画する前に何を見るのか
・経営に入った後、何をするのか
・誰が意思決定し、誰が実行するのか
・再生後をどう考えるか

01経営当事者として参画するとは

外部から助言するだけでなく、再生に必要な意思決定を行える立場で経営に入り、判断と実行の双方に関与する方式です。決定権を持つことは、既存経営者や現場を排除して一方的に経営することを意味しません。既存経営者・現場と情報と課題認識を共有し、それぞれの役割を明確にしながら再生を進めます。

案件によっては、株式の譲受け等を通じて意思決定できる立場を確保する場合があります。これは再生施策を実行するための手段の一つです。具体的な方法、権限、契約条件は案件ごとに異なります。参画にあたっては、現経営者の意向と会社の状況を確認し、担う役割と必要な権限を協議します。

02どのような場合に検討するのか

助言だけでは再生施策の実行が難しい場合、重要な経営判断を進める必要がある場合、意思決定と実行を一体で進める必要がある場合、経営の内側から再構築を進める必要がある場合などが対象になり得ます。具体的な条件は会社によって異なります。株式の譲受けありきで進めるのではなく、改善に必要な判断を実行できる体制かどうかを確認します。

状況の例
重要な経営判断が先送りされ、事業の見直しや改善の実行が止まっている。
経営者の意向
会社や事業を残すために、経営体制の変更を含めて検討する意思がある。
事業の状態
顧客・技術・人材などの強みがあり、収益構造や運営を見直す余地がある。

03経営当事者として参画する前に何を見るのか

財務だけで判断せず、事業・取引・組織・経営者の意向を同じ時点で確認し、事業を再生できるかどうかを見ます。判断基準は案件ごとに異なります。

財務
純資産、負債の内訳、資金繰り資料の数字と実態の差、支払いの予定、当面必要な資金を確認します。
事業
どの事業・商品を継続・再構築できるか顧客に提供している価値、商品・サービスごとの採算、改善の余地を見ます。
取引
主要取引先との条件、与信の状況受注や仕入れの条件、主要取引先への依存、継続上の懸念を確認します。
人・組織
人員構成、業務の属人性現場の役割と業務の流れを把握し、改善を担う人材と体制を確認します。
経営者の意向
経営を続けるのか、退くのか参画後の役割、事業への思い、譲れない条件を伺います。

04経営に入った後、何をするのか

計画書を作って終わるのではなく、経営判断と実行の段階まで関与する考え方です。具体的な関与範囲は案件ごとの契約により異なります。現状を共有したうえで、優先順位、担当者、期限を定め、実行と確認を繰り返します。

経営判断
先送りされていた判断を、経営側で決める。選択肢と影響を整理し、定められた権限と手続に沿って判断します。
事業の見直し
どの事業を続け、どこを組み替えるか。採算、顧客への価値、現場の負荷を見ながら、継続・改善する事業を検討します。
組織
責任と役割の置き方を整える。担当範囲と報告の流れを明確にし、判断や業務の停滞を減らします。
実行管理
決めたことが実行されている状態を保つ。計画と実績を確認し、進まない理由を特定して、施策や体制を見直します。

05誰が意思決定し、誰が実行するのか

再生を進めるために必要な意思決定権限を持つ一方で、会社の事業・顧客・人材・現場を理解している既存経営者や現場の協力なしに再生は実行できません。権限を持ちながらも、現経営者・現場と共に判断し、共に実行します。すべての意思決定を共同で行うという意味ではなく、具体的な決裁権限は案件・契約によって異なります。権限だけでなく、現場が動ける情報共有と協力体制を整えることを重視します。

意思決定
案件ごとの立場・契約により異なります。重要事項の決裁範囲と、日常業務の判断範囲を事前に整理します。
経営側の関与
参画後の経営体制に応じて役割を定めます。現経営者の経験と取引関係を踏まえ、参画後に担う役割を協議します。
現場の関与
現場を実行主体から切り離さず、役割に応じて実行に関わる体制をつくります。
帝国マネジメントの関与
案件ごとの立場に応じ、経営側として判断と実行に関与します。改善の優先順位を定め、意思決定、実行体制の整備、進捗確認に関与します。

06再生後をどう考えるか

最初から譲渡を目的とする方式ではありません。再生後の選択肢は案件ごとに異なり、どれを選ぶかはその時点の会社の状態によって決まります。

継続経営
経営体制を整えたうえで、そのまま事業を続ける。改善を続けられる体制を残し、自立した運営を目指します。
事業承継
社内または第三者へ引き継ぐ。承継先の意思と体制を確認し、引き継ぎの順序を組み立てます。
第三者への譲渡
譲渡を選ぶ場合の条件・時期。事業継続や関係者への影響を踏まえ、相手先、条件、時期を検討します。
その他
案件に応じたその他の選択肢。継続の方法を一つに限定せず、必要に応じて専門家と選択肢を整理します。
助言ではなく、実行。救済ではなく、再構築。
CONTENTS
01 経営当事者として参画するとは
02 どのような場合に検討するのか
03 経営当事者として参画する前に何を見るのか
04 経営に入った後、何をするのか
05 誰が意思決定し、誰が実行するのか
06 再生後をどう考えるか
OTHER METHODS
再生責任者としての参画
実行型コンサルティング
CASE 01 / この方式の実例
債務超過の会社に経営当事者として入り、
事業再生を実行した。
2期連続の赤字、約1,900万円の債務超過となっていた会社に経営当事者として参画しました。意思決定できる立場で経営に入り、経営者・現場と共に再構築を進めました。参画時に約2,400万円あった借入金を完済し、赤字経営から黒字化しています。
参画前の状態
2期連続赤字 / 約1,900万円の債務超過
関与
経営当事者として参画し、経営者・現場と共に再構築
借入金
参画前 約2,400万円 → 再生後 完済
業種・時期・施策
P社(システム開発業)。経営管理、資金計画、営業とコストの改善。
この事例の詳細を読む
経営実務のイメージ(AI生成)
イメージ(AI生成・実際のP社の写真ではありません)
P社:経営当事者としての参画事例
RELATED ISSUES
OTHER METHODS
再生責任者としての参画
株式の譲受けを前提とせず、役員・経営側の責任者として入る。
実行型コンサルティング
経営権を引き受けず、外部から実行の場に入る。
相談すべき段階かどうかの整理からで構いません。
初回相談は無料です。代表取締役の増岡隆英が対応し、通常2営業日以内にご返信いたします。匿名でもご相談いただけます。名前欄には「匿名」または呼び名、メール欄には返信を受け取れるアドレスをご入力ください。全国・オンラインでの相談に対応しています。