手元資金と入出金予定を整理し、当面の不足と事業上の原因を分けて確認します。
残高と期日を揃える
まず預金残高と、直近の入金・支払予定を並べます。給与、仕入れ、税金、借入返済などを期日ごとに確認し、いつ不足するのかを見えるようにします。
見込みの入金を分ける
受注予定と、請求済みで入金日が決まっている売掛金は分けます。楽観的な見込みだけで支払計画を組まず、入金が遅れた場合も確認します。
利益と現金を混同しない
売上を計上しても入金前であれば、その金額を支払いには使えません。売上が増えるほど仕入れや人件費が先に必要となる場合もあります。損益と入出金の両方を見ることが重要です。
不足の理由を事業に戻って考える
回収の遅れ、在庫、取引条件、採算などを確認します。当面の対応を検討しながら、同じ不足を繰り返す原因を見直します。
相談時に伝えること
分かる範囲で、支払期日、不足額、入金予定、借入の状況をお知らせください。資料が揃うのを待って相談を遅らせる必要はありません。融資や条件変更の成立を保証するものではなく、関係者・専門家と確認して進めます。
編集:帝国マネジメント株式会社。本記事は一般的な考え方を整理したもので、個別案件への対応は状況によって異なります。


